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絶賛、断捨離中

 皆さま、あまりに久しぶりですみません。

実はパソコンがぶっ壊れて、いろんなSNSから離れておりました。
このブログも含め、SNSは楽しいものですが時にしんどくなることも一杯あり、
少し離れる時間もまたいいものだなぁって思っています。

この間、アタシは引っ越し以来と思われる断捨離を実施しました。

アタシは末っ子の娘が独立して以来、空の巣症候群ではないだろうか?というほど「何もしたくない病」でしたが、ようやく抜け出したようです。
すごい長い時間がかかりました。

立ち直ったきっかけは母を近所の老人ホームに入れて、自分の終末期を否応なく考えたことにあります。

父は亡くなっているので、当然、今、実家は空き家になっているんですが、この実家の中身を誰がどう処分して片づけていくのか問題にぶち当たっているわけです。

昭和一桁生まれのもったいない星人の母が溜め込んだ物の数々は半端なく、何もしていないのに戦意喪失です。

老人ホームに頻繁に行き来するようになって感じたことですが、人って最終的にはベッド一台分のスペースしか必要なく、そこに住むのであれば18㎡で十分なんだって感動しました。

そして、思い当りました。
今、自分が死んだら、物に溢れている実家を見て、家の子どもたち、特に娘には大きな負担をかけ、可哀想なことになるなって思い、それは心底、避けたいって思うようになったんです。

そんな時です。2冊の書物に出会いました。
1冊目は中村美香さんの「美的ハウスキーピング」
そして2冊目は村川協子さんの「アイデア家事の本」です。

ずいぶん前から所有はしていたんですが、憧れで終わっていたものです。

実家問題はひとまず棚上げ(兄弟がいると誰がどうやっていくのかでも揉めます。おまけに肝心な母が存命ですから)、自分の家から始めようって思ったんですね。

中村美香さんはいわゆるサロネーゼですが、ご自分のお母様も超綺麗好き、どの引き出しを見ても、一目瞭然に整理は完璧だったそうです。でもそのお母様が唯一なされなかったことが亡くなった後に判明したとのことで、それはアルバムだったんだそうです。

美香さんの幼いときからの写真は母として、どうしてもコンパクトには整理できないものだったんだと想像します。
それで美香さんは自分史の一年は1ページと決めて、あとの写真は処分したんだそうです。そういうお話と共に、片付けの方法がレクチャーされている本で、
見ているだけで素敵な気持ちになる本です。

もう1冊、村川協子さんは「こんな暮らしがしたい」って憧れの気持ちを持って見ている方です。
丁寧にゆったりと楽しんで生きておられることがわかって、こんなおばあちゃまになれたらなぁって思います。
将来の目標ですね。

ものすごい勢いで、何もせずに朝から晩まで何日かに分けて、断捨離をしているので、まるで引っ越しするかのようです。

いろんな物を処分しました。
娘が着るかもしれない?って思って取ってあったアタシの娘時代の冬のボーナスで奮発したコートとか、もう誰も弾かないけど、もしかして孫がこれで遊ぶかも?と思っていたクラヴィノーバ、何故か溢れるほどあった客用布団(それでも、まだ4組残してます・・・)、この方からの貰い物、あの方からの貰い物(申し訳なくて取ってありました。まあ、大抵、両親からの押し付けられ品ですが)

履くかも〜?着るかも〜?ってものも大量に処分しました。
そてこそ、コンマリ先生の「判断基準はときめくかどうか?」で決めました。

インテリアの自分史を振り返ると、カントリーに凝っていたときもあれば、ヨーロピアンに憧れたときもあり、はたまたハワイアンに触発されたときもあり、
迷走を繰り返しましたが、ようやくシンプルモダンというジャンルが好きなんだということに気が付いた次第です(遅っ)。

父が死に、息子がようやく大学に入り、そしてどうにか卒業して、どうにか就職して、ひとりでやっている姿を見、同じように娘も大学に入り、一人暮らしを始めという暮らしの中で、ここ何年間かで罹患していた「空の巣症候群」からの脱出をやっと果たしたかのようです。

まだ進行形ですが、なんだかスッキリした気分です。

ちょっとずつ、また色んなことを頑張ろうかなって思っています。

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テーマ : 主婦の日常日記 - ジャンル : 日記

やばい評論家になり損ねた

テレビ、雑誌とそれを制作する人たちは常に人材を求めて
右往左往しているようだ。

アタシのところにすら、わりとよくテレビ局の人材斡旋会社や
雑誌社から人集めをお願いされる。

これこれこういうことに秀でている人や情報通はいませんか?みたいな感じだ。

まあ、アタシは「置屋の女将」を自称しているので
紹介稼業はいとわない方だ。

そんな中、このアテクシに出演依頼があった。

なんと「ホンマでっか!?」制作チームからである。

「やば~い評論家」たちが集まり「やば~い案件」に関して語るっつー番組だ。

その道の権威だろうが、なんだろうが大抵、色物扱いなので
メンタルが強くないとやっていけない仕事だと思う。

まあ、おもろいから行くか!?と思ったら(色物、歓迎なんか~い!?)

収録日が決まっていて、土曜なんだな。

それで翌々週、水曜オンエアという、結構タイトなスケジュールで動いているようだ。

でも、アタシは生憎、土曜は婆さんの付き添いで森山良子さんのコンサートに
マストで参加しなければならないのである。

じゃ、収録無理なら、事前打ち合わせだけでもやるべ!テレビ局行くべ!芸能人見るべ!と
張り切ったら、

「じゃ、いっす。どうぞ勝手に『森山直子さん』のコンサートに行ってください」ってなことで

評論家?デビューが露と消えたわけだ。

森山直子さん・・・。

そっか、そうだよね~。

母としては嬉しいような、なんなような感じかなぁ?

アタシとしては、なんか森山直子さんがツボにはまって笑ってしまった。

そんなこんなでデビューはお預け。(しかも、思ったがこんなにデブでは画面に入らない)

アタシは逆に今、個人的に売り込みたい女の子がいて

そっちに右往左往だが、いわゆるギョーカイって

そういう人材斡旋のテイストが色濃いんだなぁ・・・

結局、すべては人間関係だよなぁって思い至る。

人を紹介したり、されたりっていうのは考えてみれば

すごく贅沢なことで、ありがたいよなぁってそう思う。

アタシは未来はお見合い斡旋ばばあとして思い切りおせっかいに活動したい。

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下着のお話

アタシは最近「福助」ブランドのお高い(でもアウトレット)おパンツを履いているわけだが

(おばさんのパンツなんか、どーでもええ!とお思いでしょうが、そこはひとつ
寛容なお心でご勘弁願いたい)

それには理由がある。

知り合いが交通事故にあった。

周りが「救急車!」と騒然とする中、知り合いの女はこう言ったそうな。

「お願い!救急車だけは呼ばないで!」

流血していたらしいが、なんと根性で自宅に帰ったという。

「だって、りんこ。その日に限って、下着が人には見せられないものだったの!」

あ~、あるある。

ユーミンの「ディスティニー」の世界だよね。

♪「どうしてなの、今日に限って安いサンダルをはいてた」

って、悲しい運命ね。

で、その女が言うに

「りんこ、この歳になると、何が起こるかわからないわけよ。
アンタも、いつなんどき、何が起こるかわからないんだから、パンツだけはいいのをお履き!」

この何が起こるかわからない話は突然、倒れるリスクのことを指しているので
艶っぽい話じゃないところが、哀しいのであるが

さすがに「アタシにも勝負させろよ!」とは言いづらい年齢にも外観にもなってしまい

「やっぱ下着は上下でベビーピンク色が恋愛運にはいいよね~」なんて会話には絶対ならないわけだが

そっか、救急隊員用とかERのドクター用にはエチケットとして必要だよなと
思い至った次第。

で、いろいろ試した挙句の「おばさんにやさしい福助」という高級ブランドになったのである。

このパンツ話には思い出がある。

忘れもしない東日本大震災。

アタシは羽田空港に居て、何が起こっているのかの情報が全くない中

家族の安否を確認するため、長蛇の公衆電話に並んだ。

自宅には息子と彼女がいて、帰る手段がなくなった彼女を泊めていいか?と息子が聞いたんだな。

誰も帰って来れないんだから、自宅は息子と彼女だけの夜になる。

アタシは言った。

「ああ、それじゃね、お母さんのタンスの上から2段目の引き出しにピンクの
サテンの袋があって、もしもし、聞いてる?

その中に(未使用の勝負)パンツがいっぱい入っているから、それを彼女に渡してちょーだい。

母が(30年前の)OL時代に千趣会で毎月集めていた、かわいいパンツたちなのよ!

ちょっと、聞いてるの?パンツだっつーの!2段目じゃなかったら、3段目かも!?

どれ使ってもいいからね!ちゃんと探すのよ、わかった?」

日本中が未曾有の大災害に震えている中、この日本国の非常事態に際して

アタシは「勝負パンツ」だけを熱く語っていたのである。

我ながら、どんな思考しとんねん!?である。不謹慎極まりない。

これを後日、友人に話したら

「30年前の勝負パンツ!?しかも、未使用!?あ、つまり、あれだ。

勝負しきれなくて、(大量に)残ってたわけだ!」と抜かされた。

もったいなくて使えなかっただけ(負け惜しみ)だが、あんなか細い頼りない布に

身を委ねることができなくなるなんて、30年後の未来を想像できなかったのだ。

たかがパンツ、されどパンツ。

パンツひとつにも歴史がある。

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アタシのような母だと・・・

プリ(ウス)ちゃん、リコールザマス(大泣)

嫁入り間もないのに大怪我2回、パンク1回、ハンドル外れ疑惑1回の次が
まさかのリコール!! 

プリちゃん~~!!と泣いておるんですが、やることやらねばならぬので

例の「樹海に行ったら、プリちゃんが大怪我をした」事件で
助けてくれた、キップの良い女の家を捜し当て、お礼参りをしてきました。

キップの良い女はさすがに間抜けなアタシを覚えていてくれ

「大丈夫だった?」
「困ったときはお互い様だよ!」

などと、お礼の品を固辞していたんですが、最後は「気持ちよくいただくね」って
言ってくれた次第です。

あーゆー女にならんといかん!
あーゆー女に育てられる子は幸せだよなと思ったのであります。

アタシがどうだったかと言えば、今日のワイドショー見て思い出して、反省したんですが

息子が中学時代、読書感想文を書きやがらないので、進級が危ないと先生さまに脅されたアタシは

あとがきを読ませて、そこをパクリ、それを提出させたことがありました。

先生さまは見事にお見抜きになり

「読んでから書きましょう」と添え文をくださったのです。

進級が一番大事だったアタシは手書きのコピペをさせて、その場を乗り切ろうとしたわけですね。

以来、息子は二度と読書感想文を書きやがりませんでしたが

もしかして、それがうまくいって、なんとか賞とか取っちゃったら

親子でコピペしまくりだったかもしれません。

そんな能力がなかったから、よかったのか、なんなのか、このところの

STAP細胞の疑惑事件はとっても残念です。

アタシは難病母を抱えているので、STAP細胞のことは諦めきれません。

小保方さんの発見が本当であって欲しいんですが、しかも早く実用化されて欲しいんですが

想像ですが、もしコピペ疑惑が事実であったならば

中高時代あたりに出典を書かずに提出した何かで、すごく褒められた経験があるのかなぁって
思ったりします。

中高一貫にお通いになっているお子さんを持つ母は

あまりの提出物の多さに

コピペをしてでも平常点ゲットを!と思うでしょうが

その気持ちは痛いほどわかるので

出典をくどいほど書いてから、引用して、つなげて、文字数を稼ぐようにして

しょぼくていいから、とりあえず期日に提出!

そして、進級を我が物にしていただきたいと思う次第でございます。

あ~、今、思いました。

やっぱ、こんな親だから、子育て、全然だめだよね~。

用意するべきか、せざるべきか?

息子はもうじき社会人2年生になる(と思う)。

なんせ給与明細だとかも見たことがないので、本当にそうなのかの確証はない。

彼は平日は母(アタシ)が居る自宅から通い、週末は女のアパートに転がり込むという
暮らしをしているが、平日も帰って来ないことの方が多い。

何故なら、社畜だからだ。

彼が大学生までは、アタシは普通ではないので

担当教授に個人面談の席上

「ウチの息子は学校に来てますか?」と真顔でしかも何年にも渡り聞いていたので

毎年、その教授の度肝を抜いていたんだが(F教授、大好きだよ~!ありがとね~!)

さすがに社会人ともなると、課長さんに

「ウチの息子はちゃんと働いてますか?」とか

「ウチの子は3月生まれなんで、手は遅いと思うのですが、そこんとこよろ!」とかも

ひじょーに言いにくいわけで、やっていないのである!(ここで威張るところがアタシの
普通でない度を示している)

ダンナの勤務先(会社名)がどこかも知らない&あまし興味がないアタシだが

何故か、息子のことは気になるのである。

大嫌いなYシャツのアイロンかけもしちゃうし、息子のスーツは定期的にクリーニングにも
出しちゃうのである。

なので、夕飯も息子の分を用意している。

爺さん(ダンナ)&婆さん(アタシ)の食卓であれば、ごはん、お味噌汁、漬物、以上で
良いのであるが、息子が居るとなると

今日は牛肉?豚肉?鶏肉?となり、炭酸も買っておこう、果物は?お菓子は?などになり
エンゲル係数が飛躍的に増える。

しっかし、彼は早くても夜の8時過ぎに、ラインで一言つぶやく。

「今日も畜生」

「飯、いらじ」

なんて言葉が多い。

それが何日も続くので、食材が無駄ったらないのである。

ダンナは「だから言ったじゃん!アイツの分は用意するな!」とおっしゃる。

コンビニでもオリジンでも24時間やっているんだから、帰るときに、それを買わせれば
問題なし!という立場なのだ。

う~ん、それはそうなんだが・・・。

毎食、コンビニでもなぁ・・・って思い心が揺らぐ。

社会人の同居子どもを持っているお母さんたちはどうしてるんだろう?

自分を鑑みるに、あらかじめ残業がわかっていた場合は要らないと伝え

急に外食することになったら、公衆電話から伝えていたように思うが

その時は既に支度も出来ている時間だったろうから、母から文句を言われた記憶はないんだが
迷惑だっただろう。

そんなこんなで、要るのか、要らないのか、はっきりしないので

いっそのこと、もう独立しちゃって欲しい今日この頃である。

独立して欲しい理由が「飯の関係」って・・・う~む、我ながら情けない。

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