頭の良い子の作り方
まあ、アタシが今更、知ってもどうなるもんでもないんだが
数年前より、ある疑問に答えを出すべく研究?を続けている。
すなわち「頭の良い子はどうやってできるの?」である。
これがである、なんとなくオボロゲながら、見えてきたのだ。
このタイトルで講演することもあるが
母の食いつきが違う(笑)
答えは簡単で、いっちゃんはDNAである。
これは、もう、どうしようもない。
ある有名校の校長が「りんちゃん、東大ってゆーのは、ぶっちゃけDNAだな。
親族に東大が居ないって家庭からは出てこない」とのたもーたのだ。
俺氏はちげーし!親族にいないけど、俺氏、東大だし!(威張り~)ってのも
タマに居るかと思うのだが、アタシ筋の調査によると
本来ならば、東大レベルの頭脳を持っていたんだが、時代が戦争で、勉強どころではなく
一家が生きるために、やむなく進学を諦めたケースや
病弱だったとか、何らかのアクシデントが起こってしまい
行けたけれども、結果として行かなかったという事例がご先祖様にあって
「俺氏」が存在しているのだと思われる。
そうなると、DNAが整わない家はダメか!?と思うのであるが
「母の戦略」というものも、すごくデカいんだなってことがわかってきたのだ。
母の戦略はいろいろあるんだが
アタシがこないだ調査した事例も結構すごかった。
彼女はあまり学歴がなかったので、我が子は高学歴のダンナの頭脳に似て欲しかったのだと言った。
そこで、女の子は父親に似る(父方のDNAを引っ張ってくる)説により、行動を起こした。
すなわち、産み分けをしたのだ。
長くなるから、産み分け方法まではここでは触れないが
用意周到に計算して、5月中旬生まれを画策したのだと言う。
4月生まれだと、早産というリスクが考えられるので、3月になりかねず
安心安全な5月半ばをセットしたのだそうな。
こどもは嫌いなので、ひとりでOK。
しかし、絶対条件として、賢い子(バカで手がかかるのは御免こうむりたい)が欲しかったそうな。
首尾よく5月半ばに女の子が生まれる。
彼女のここからがすごい。
ひとりっこという環境をなくしたんだそうだ。
下の子の方が色んな意味で、成長が早く、要領も良いという実体験があるので
娘にまるでお姉ちゃんがいるかのように、環境を整えたというのだ。
3つ違いのお姉ちゃんがいたならば、当然、家にあるであろう物を揃えた。
絵本の類も上の子(バーチャル姉ちゃん)の年齢に合うものも揃え、何気に置いておく。
ピアノもそう。上の子(バーチャルだが)が3歳ならば、そろそろピアノねって頃に
買い求めておく。
恐れ入ったのは、各種教育教材だ。
上の子がやっているかのように月々、通信教育を取り寄せ
そこらにばら撒いておいたのだ。
バーチャル姉ちゃんは現実には居ないので、教材は床に転がっているだけ。
姉ちゃんの分なので、実際に存在する妹に「やれ!」ということは一切しない。
ただ、そこに転がしておいただけ。
妹は姉ちゃんのものだから、手を出してはいけないのであるが
姉ちゃんのものは触ってみたいのが、妹の性分。
女は小さくても大人っぽいものに憧れ、背伸びがしたくなるのだ。
まんまと母の策略に乗った娘は2学年上の教材に手を出していく。
ここで、大事なのは「やりなさい!」とか「やめなさい!」という言葉を一切使って
いないところである。
妹は姉の教材なので、素早く、母の目をかいくぐってやらなければならない。
母はいたって知らない素振りを貫いたという。
母は、現実的に姉はいないので「それは姉ちゃんの!」とは言っていない。
ただ、何も言わず、置いておいただけなんだそうな。
もちろん、娘専用の教材も用意するわけである。
でも、同学年の教材なんて、くだらなくてちゃんちゃらおかしい状態。
自分の学年では、優秀賞、総なめだったらしい。
そうやって、幼い頃はあたかも二人目の子どものようにして
この子に姉がいたならば?と自問自答して過ごしてきたらしい。
姉がいたならば、もうこの頃には、ここにデビューしているだろうとか
家にはこういうものが姉の年頃では用意されているだろうとかをリサーチしながら
揃えていったと、こともなげに言い切ったのである。
アタシなんて、アタシなんて・・・。
何も考えず、上の子は3月生まれ。
何も考えず、幼稚園になろうが、小学校になろうが、そして成人しようが
幼児に接しているかの如くの態度なのである。
いわく、アンタ、ちゃんと会社行ってんでしょうね?
いわく、アンタ、薬、ちゃんとつけてる?
いわく、ハンカチ持ってんの?ハンカチ? の世界である。
現在23歳、すまんのぉ~、こんな母で。
この子に上の子がいたとしたら???なんて発想は今の今まで、頭をよぎったこともない。
だって、この子が上の子なんだし・・・。
つまり、アタシは何も考えてなかったのだ。
いや~、何にでも傾向と対策はあり、戦略もって対応し、大志を抱かなければ
成功も何もあったもんじゃないってっことだ。
逆に言えば、アタシのようないい加減な子育てで、よくここまでになってくれたと
子どもに感謝したい。
たこ太(息子)、レディ(娘)、ありがとね。
数年前より、ある疑問に答えを出すべく研究?を続けている。
すなわち「頭の良い子はどうやってできるの?」である。
これがである、なんとなくオボロゲながら、見えてきたのだ。
このタイトルで講演することもあるが
母の食いつきが違う(笑)
答えは簡単で、いっちゃんはDNAである。
これは、もう、どうしようもない。
ある有名校の校長が「りんちゃん、東大ってゆーのは、ぶっちゃけDNAだな。
親族に東大が居ないって家庭からは出てこない」とのたもーたのだ。
俺氏はちげーし!親族にいないけど、俺氏、東大だし!(威張り~)ってのも
タマに居るかと思うのだが、アタシ筋の調査によると
本来ならば、東大レベルの頭脳を持っていたんだが、時代が戦争で、勉強どころではなく
一家が生きるために、やむなく進学を諦めたケースや
病弱だったとか、何らかのアクシデントが起こってしまい
行けたけれども、結果として行かなかったという事例がご先祖様にあって
「俺氏」が存在しているのだと思われる。
そうなると、DNAが整わない家はダメか!?と思うのであるが
「母の戦略」というものも、すごくデカいんだなってことがわかってきたのだ。
母の戦略はいろいろあるんだが
アタシがこないだ調査した事例も結構すごかった。
彼女はあまり学歴がなかったので、我が子は高学歴のダンナの頭脳に似て欲しかったのだと言った。
そこで、女の子は父親に似る(父方のDNAを引っ張ってくる)説により、行動を起こした。
すなわち、産み分けをしたのだ。
長くなるから、産み分け方法まではここでは触れないが
用意周到に計算して、5月中旬生まれを画策したのだと言う。
4月生まれだと、早産というリスクが考えられるので、3月になりかねず
安心安全な5月半ばをセットしたのだそうな。
こどもは嫌いなので、ひとりでOK。
しかし、絶対条件として、賢い子(バカで手がかかるのは御免こうむりたい)が欲しかったそうな。
首尾よく5月半ばに女の子が生まれる。
彼女のここからがすごい。
ひとりっこという環境をなくしたんだそうだ。
下の子の方が色んな意味で、成長が早く、要領も良いという実体験があるので
娘にまるでお姉ちゃんがいるかのように、環境を整えたというのだ。
3つ違いのお姉ちゃんがいたならば、当然、家にあるであろう物を揃えた。
絵本の類も上の子(バーチャル姉ちゃん)の年齢に合うものも揃え、何気に置いておく。
ピアノもそう。上の子(バーチャルだが)が3歳ならば、そろそろピアノねって頃に
買い求めておく。
恐れ入ったのは、各種教育教材だ。
上の子がやっているかのように月々、通信教育を取り寄せ
そこらにばら撒いておいたのだ。
バーチャル姉ちゃんは現実には居ないので、教材は床に転がっているだけ。
姉ちゃんの分なので、実際に存在する妹に「やれ!」ということは一切しない。
ただ、そこに転がしておいただけ。
妹は姉ちゃんのものだから、手を出してはいけないのであるが
姉ちゃんのものは触ってみたいのが、妹の性分。
女は小さくても大人っぽいものに憧れ、背伸びがしたくなるのだ。
まんまと母の策略に乗った娘は2学年上の教材に手を出していく。
ここで、大事なのは「やりなさい!」とか「やめなさい!」という言葉を一切使って
いないところである。
妹は姉の教材なので、素早く、母の目をかいくぐってやらなければならない。
母はいたって知らない素振りを貫いたという。
母は、現実的に姉はいないので「それは姉ちゃんの!」とは言っていない。
ただ、何も言わず、置いておいただけなんだそうな。
もちろん、娘専用の教材も用意するわけである。
でも、同学年の教材なんて、くだらなくてちゃんちゃらおかしい状態。
自分の学年では、優秀賞、総なめだったらしい。
そうやって、幼い頃はあたかも二人目の子どものようにして
この子に姉がいたならば?と自問自答して過ごしてきたらしい。
姉がいたならば、もうこの頃には、ここにデビューしているだろうとか
家にはこういうものが姉の年頃では用意されているだろうとかをリサーチしながら
揃えていったと、こともなげに言い切ったのである。
アタシなんて、アタシなんて・・・。
何も考えず、上の子は3月生まれ。
何も考えず、幼稚園になろうが、小学校になろうが、そして成人しようが
幼児に接しているかの如くの態度なのである。
いわく、アンタ、ちゃんと会社行ってんでしょうね?
いわく、アンタ、薬、ちゃんとつけてる?
いわく、ハンカチ持ってんの?ハンカチ? の世界である。
現在23歳、すまんのぉ~、こんな母で。
この子に上の子がいたとしたら???なんて発想は今の今まで、頭をよぎったこともない。
だって、この子が上の子なんだし・・・。
つまり、アタシは何も考えてなかったのだ。
いや~、何にでも傾向と対策はあり、戦略もって対応し、大志を抱かなければ
成功も何もあったもんじゃないってっことだ。
逆に言えば、アタシのようないい加減な子育てで、よくここまでになってくれたと
子どもに感謝したい。
たこ太(息子)、レディ(娘)、ありがとね。
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大ダブル野菜カラカラめ
半沢直樹、見てますか? いや~、はまってしまいますが、こないだの6話、三田会の
オッサンたちの盛り上がりは半端なかったそうで(半沢直樹は慶応大学出身として描かれている)、三田にも日吉にも一切、ご縁のないアタシは何のことかわかんなかったんですよね。
ドラマの劇中では半沢直樹が大学時代の友人と会話するシーンで「大ダブル野菜カラカラめ」って言うんですよ。
これって、慶応学生御用達のラーメン屋、ラーメン二郎での注文フレーズなんだそうです。
「麺大盛り、チャーシューダブル、野菜増量、辛さ2倍」って意味なんだとか。
作者の池井戸潤さんが慶応出身だから、そういう会話が登場したらしいです。
で、三田会の方々は余りの懐かしさに悶絶したってことだそうですが、ラーメン二郎にも行ったことないアタシは当ったり前ですが、聞き取ることも出来ず、共感できそこなったわけです。
余談ですが、ラーメン屋さんってこういう呪文みたいな言葉を操れないと働けないんですね?覚えられそうもないアタシは無理だなぁって・・・こういうところでも己の能力の低さが嫌になっちゃうんですよね~。
で、です。
話はここからで、これを見た中学受験生の母がこの「呪文」を言ってみたいがために(正確には息子に言わせたい)、慶応を志望校にしたいが、中等部と普通部とSFCだったら、何処が入りやすいか?って聞いてきたんですよね。
・・・
知らん。
なんか、三田会もそうですけど、稲門会もOBOGの結束強くて、その影響かどうか知りませんが、目指す方も、中学受験の場合は早慶「絶対ここ!」ってのがすごい強いですよね。
しかも大抵、親に思いが強いですよね。
まあ、そうしないと受からないので、何処にしろ、強く強く思うってことは必要かなって思うんですが、特にお社中に入るためには、なんか学力だけではないものを感じることが多々あり、アタシにとっては謎多き、不思議な試験なんですよ。
ひたすらひたすら、キャッチボールの練習をしたとか、ひたすら逆上がりを頑張りましたとか、平行棒?って言うのか、まっすぐになっている板の上をフラフラせずに渡りきる練習をしたとかいう話を聞くと、その母の努力に涙が出ちゃうんですよね。
面接も慶応愛をかなり深く突っ込まれるって聞いたことがあるので、その愛を親も含めて
訴えていかないといけないのかと思うと、諭吉先生への愛を貫くのは容易じゃないなって
思います。実際、中学でも留年かけてくる学校だからね~。
それで、そのラーメン屋のフレーズを言いたいだけの母は早速、慶応専門の塾にも行くらしいんですけど、ドラマの影響、恐るべしですね。
学校に行って、集団塾と慶応専門塾に行って、ボールのドリブル練習も日課としてやるそうです。これから3年間だから、長いですよね。
願いが叶うといいけど、叶った暁にはもうヘロヘロになってるんじゃないかなって要らん心配をしております。
そんなにお社中に入りたいんだったら「そこそこ高校」に行ってAOで突破した方が簡単じゃね?って言ったんですが、幼稚舎を逃してしまったのなら、中学から入るのが王道だとかで、全く話が噛み合いませんでした。
あ~、アタシはお婆さんになってしまい、全く共感が出来ないことに脱力しております。
オッサンたちの盛り上がりは半端なかったそうで(半沢直樹は慶応大学出身として描かれている)、三田にも日吉にも一切、ご縁のないアタシは何のことかわかんなかったんですよね。
ドラマの劇中では半沢直樹が大学時代の友人と会話するシーンで「大ダブル野菜カラカラめ」って言うんですよ。
これって、慶応学生御用達のラーメン屋、ラーメン二郎での注文フレーズなんだそうです。
「麺大盛り、チャーシューダブル、野菜増量、辛さ2倍」って意味なんだとか。
作者の池井戸潤さんが慶応出身だから、そういう会話が登場したらしいです。
で、三田会の方々は余りの懐かしさに悶絶したってことだそうですが、ラーメン二郎にも行ったことないアタシは当ったり前ですが、聞き取ることも出来ず、共感できそこなったわけです。
余談ですが、ラーメン屋さんってこういう呪文みたいな言葉を操れないと働けないんですね?覚えられそうもないアタシは無理だなぁって・・・こういうところでも己の能力の低さが嫌になっちゃうんですよね~。
で、です。
話はここからで、これを見た中学受験生の母がこの「呪文」を言ってみたいがために(正確には息子に言わせたい)、慶応を志望校にしたいが、中等部と普通部とSFCだったら、何処が入りやすいか?って聞いてきたんですよね。
・・・
知らん。
なんか、三田会もそうですけど、稲門会もOBOGの結束強くて、その影響かどうか知りませんが、目指す方も、中学受験の場合は早慶「絶対ここ!」ってのがすごい強いですよね。
しかも大抵、親に思いが強いですよね。
まあ、そうしないと受からないので、何処にしろ、強く強く思うってことは必要かなって思うんですが、特にお社中に入るためには、なんか学力だけではないものを感じることが多々あり、アタシにとっては謎多き、不思議な試験なんですよ。
ひたすらひたすら、キャッチボールの練習をしたとか、ひたすら逆上がりを頑張りましたとか、平行棒?って言うのか、まっすぐになっている板の上をフラフラせずに渡りきる練習をしたとかいう話を聞くと、その母の努力に涙が出ちゃうんですよね。
面接も慶応愛をかなり深く突っ込まれるって聞いたことがあるので、その愛を親も含めて
訴えていかないといけないのかと思うと、諭吉先生への愛を貫くのは容易じゃないなって
思います。実際、中学でも留年かけてくる学校だからね~。
それで、そのラーメン屋のフレーズを言いたいだけの母は早速、慶応専門の塾にも行くらしいんですけど、ドラマの影響、恐るべしですね。
学校に行って、集団塾と慶応専門塾に行って、ボールのドリブル練習も日課としてやるそうです。これから3年間だから、長いですよね。
願いが叶うといいけど、叶った暁にはもうヘロヘロになってるんじゃないかなって要らん心配をしております。
そんなにお社中に入りたいんだったら「そこそこ高校」に行ってAOで突破した方が簡単じゃね?って言ったんですが、幼稚舎を逃してしまったのなら、中学から入るのが王道だとかで、全く話が噛み合いませんでした。
あ~、アタシはお婆さんになってしまい、全く共感が出来ないことに脱力しております。
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